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仏、「空気感ある照明」「自然石装飾」が人気《メゾンエオブジェ・パリ2016》

仏、「空気感ある照明」「自然石装飾」が人気《メゾン エ オブジェ・パリ2016》

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 今年で21年目を迎える、世界規模のインテリアとデザイン関連の見本市「MAISON&OBJETPARIS(メゾン エ オブジェ・パリ)2016」が、フランス・パリ郊外のヴィルパント国際展示場で1月22日~26日の5日間開催された。最新のインテリアトレンドを紹介する。

最新インテリア、59カ国2978ブースが出展

 「メゾン エ オブジェ・パリ2016」は、主催者の厳しい審査を通過したインテリア関係の最新デザインの商品・作品が出展され、新たなコラボレーションを求めるメーカーやデザイナーが世界中から訪れる。来場者は5日間合計で7万6417人。出展者は59カ国から2978ブースに上った。

「漂う」天井照明
(1)Plumavera 作品名:Suspension ICARE(提供写真)

(1)Plumavera

羽・針金・紙で作ったプリュマヴェラ

 フランスの個人クリエーターによる作品が多く出展され、中でも目を引いたのが羽(Plume)と加工された針金で、ふんわりとした空気感のある天井照明を提案するPlumavera(プリュマヴェラ)だ。「雄鶏、ガチョウなど本物の鳥の羽を使用し、針金で動きを出しています」と女性クリエーター・ベアトリスさんは話す。

 木、石、紙など自然素材を多用したクリストフ・ダビ氏の天井照明からも空気感が感じられた。木製のモービルに吊るされた紙製のランプシェードは空気の流れによって漂う姿が美しく、照明の質感は日本の和室にもマッチするような印象を受けた。

 このような「空気感」を演出するには熱を多く発しないLED電球の存在は欠かせない。またレトロな白熱灯を再現したモデルが多く見られた。

(2)Plumavera 作品名:Suspension VEGA(提供写真)

(2)Plumavera

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