簡単な操作で職人の手配や現場の段取りができるウェブツールが、今年3月に登場する。その名も「段取太郎」。職人を抱える工事会社は、現場管理の際にホワイトボードや表計算ソフトなど利用することが多いが、同ツールでは現場情報をまとめてウェブ化できる。
操作画面はなじみのあるホワイトボード風
同ソフトを企画・販売するのが、左官工事会社のメガステップ(東京都品川区)。事業責任者の田中芳明常務は「当社でもホワイトボードに現場名と職人の名前を書いた付箋を貼り付けて管理していました。この煩雑な作業をクラウド上で管理したかったが、要望を満たすようなツールがこれまでなかった」と話す。
同ツールはブラウザ上で操作するもので、ボードに付箋を貼り付けるような感覚で使用できる。まずスケジュール表内に「現場」を作成し、現場名や住所、工期、人工を入力。その後、自社の職人をその現場に登録する。パソコンだけでなく、スマホやタブレットでも屋外から閲覧、操作することが可能。

最新記事
この記事を読んだ方へのおすすめ
-
WEB限定記事(2025/06/23更新)
-
1653号(2025/06/16発行)4面
-
1653号(2025/06/16発行)4面
-
1653号(2025/06/16発行)1面
-
1653号(2025/06/16発行)10面