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夏水組、北九州市に新店舗オープン

夏水組、北九州市に新店舗オープン

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築70年超長屋、DIYで再生

 昨年12月、リノベーションデザインなどを手掛ける夏水組(東京都杉並区)は、インテリアショップ「MATERIAL中川町」を福岡県北九州市若松区にオープンした。同店は壁紙などDIY商品のECサイト「MATERIAL」の実店舗。築70年以上の、空き家となっていた長屋をDIYで改修し、おしゃれなショップとしてリニューアルした。

夏水組 MATERIAL中川町の店内MATERIAL中川町の店内。壁紙や塗料、マスキングテープなど人気DIYアイテムが並ぶ

 北九州市若松区は、明治に石炭の積出港として発展。戦後は鉄鋼業で栄えたが、その後は衰退。今は人口減少の一途をたどる。同店のある中川町もかつては色街としてにぎわいを見せていたが、現在は古い空き家が散見される地域となっている。

 「MATERIAL中川町」もそんな空き家の1つ。同社がオーナーから物件を安く借り上げ、自分たちで内装をDIY。東京・表参道で同社がプロデュースしたインテリアショップ「Decor Tokyo」同様に、壁紙、塗料など人気のDIY商品を販売している。

 店の外観は周辺に立ち並ぶトタン屋根の長屋と同じだが、古い引き戸を開けると、華やかな光景が広がる。玄関をくぐって右手には、人気の輸入壁紙がずらり。そのそばには、日用品メーカーのニトムズ(東京都品川区)とのコラボ商品であるマスキングテープや、1000円前後で購入できる壁付けフック、ドアプレートがレイアウトされている。

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