最近、リノベーション事業者の中で話題を集めているアンティーク家具・建具のオンラインショップがある。ライジングプレナー(茨城県常陸太田市)が運営する「ラフジュ工房」だ。人気の理由を岩間守社長に聞いた。
洋館風のダイニングリビングに色ガラスでアクセントを
幅広いラインアップ
「ラフジュ工房」のサイトを訪れてまず驚かされるのは、その商品ラインアップ。西洋だけでなく、和箪笥や格子戸といった和のアンティーク、さらには民芸品まで、4000点を超える商品を取り揃えている。供給数は1日20点ほど。仕入れ先は国内のみならず、イギリスなど海外にも及ぶ。
「お客様にとって大切なのは気に入ったものが見つかるかどうか。節操がないと取られるかもしれませんが、そのために和洋を問わず、様々なテイストの商品を取り扱うようにしています」(岩間社長)
客単価は7万円ほどだが、30~40代のユーザーを中心に年間約3億円もの売り上げをあげている。
水屋箪笥や格子戸などの和家具で安らぎの空間を演出
和製アンティーク家具で重厚感漂う書斎空間を実現
1点1点を職人がリペア
同店で取り扱っている商品の一番の特徴は、1点1点に職人がリペアもしくはリメイクを施している点だ。その内容は、再塗装や仕上げのワックス掛けから、建て付けの改善、ガラス部分の張り替えなど多岐にわたる。アンティークらしい魅力を保ちながら、美しく、使い勝手が良い状態に仕上げられるように細部にまでこだわっている。
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