アップルホーム、リフォーム本格化で3億円に

他社事例を取り込み大型改修強化

　埼玉県狭山市を拠点に新築住宅事業を展開してきたアップルホームは、3年前の4月からLIXILのFC「LIXILリフォームショップ」に加盟し、リフォーム事業を強化。3年で事業売り上げの倍増に成功した。伊藤宣明社長は、加盟の最も大きなメリットを「全国のリフォーム会社の動きが分かり、刺激がもらえる点」と話す。

2年前に作ったリフォーム専用ショールーム

　同社は今から17年前の2000年に創業。埼玉県を中心に注文住宅事業を展開し、グループの不動産会社の分譲住宅と合わせ、現在年間約180棟を販売している。

　以前から社員3人でリフォーム事業を展開していたが、時代背景に合わせた事業強化を進めるため、「LIXILリフォームショップ」に加盟。人数も8人に増員した上、施工後の空間を体験できる専用の展示場を作り、2015年2月から本格的にリフォームへの取り組みを開始した。今では年間約3億円を売り上げる。