・使用していない部屋で物を預かるサービスをLibtownが提供
・空きスペースを有効活用し、物に縛られないライフスタイルを実現
・空き家問題との相性の良さも武器に、同サービスを活用していく
ネットで一畳から貸し出し可能
使用していない押し入れや部屋を貸し出し、物を預かることで収入を得られるというユニークなサービスをLibtown(東京都港区)が提供している。物置の個人間シェアサービス「monooQ(モノオク)」だ。例えば、港区で検索すると、地図上の港区内でスペースの貸し出しを行っている場所にピンが表示される。ピンをクリックすると、「東京タワーに近くて便利!大きい荷物も何人分でもOK」と呼びかけており、一日1000円で預かってくれるホストが表示される。
スマホでマッチング
ユーザー数は800人、手軽な登録が好評
スペースを提供して荷物を預かる側(ホスト)は、住所や広さ、料金を登録。実際に物を保管するスペースの写真も添付する。料金は、相場として一畳5000円/月を提案しているが、ホストが自由に設定できる。そして荷物を預ける側は、預けたい場所を現在地(位置情報)や住所、駅名から検索。日時を指定して、ホストに予約リクエストを送る。サイト上のメッセージ機能でやり取りを行い、マッチング成立に至る。
同社の収益は、ホストの売り上げの最大で10%の仲介料。しかし、現在はサービス普及のためにクレジット決済の手数料のみとなっている。

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