・イズの、一般的な粗利の乗せ方とは違う特徴的な見積もり戦略を公開
・同社は商品、工事費、諸経費の3項目に対して均等に粗利を配分する
・契約時の粗利率を28%まで下げられるようにして価格交渉にも対応
賢い消費者増える「バランス良く」が大事
リフォーム会社が見積もりを作成するときに悩むのが、どの科目に粗利を乗せるかだ。
GRiMZの越光氏の話を元に作成
イズ(大阪府堺市)は商品、工事費、諸経費の3項目に対して均等に粗利を配分する仕組みにしている。同社は、エンドユーザーに提案する際の粗利率を32%に設定しているが、これを3項目それぞれで
32%になるように調整する。
「今や消費者の方が賢い時代です。複数のチラシを並べて、商品価格も工事費も見比べている。見積書を見て、3項目のいずれかが極端に低かったり高かったりすると、かえって疑われるので、バランスよくしている。明快な見積もりにしないといけない」(名越生雄社長)

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