・ゼムケンサービスは、女性の感性を生かした建築で売上高を伸ばしている
・女性が活躍するために、ワークシェアリングを採用
・来年1月にEラーニング「けんちくけんせつ女学校」を立ち上げる予定
女性の感性を建築に生かすのは、新築やリフォームを手掛けるゼムケンサービス(福岡県北九州市)だ。2012年から「女性建築デザインチーム」というブランディングを打ち出している。売上高は1億円から4億円に上昇。建築に女性の視点を取り入れるメリットについて、社長室ブランディング事業部・鴛海奈緒子氏に聞いた。
同社では女性の感性を建築に生かしている
子育てママ、働き方の工夫も
「女性の感性や、女性の心をつかむデザインを設計に盛り込める。それがメリットです」と鴛海氏は説明する。「感性には性差があります。例えば、男性が奇麗と感じても、女性にとってはカビ臭かったり、内覧会で、男性はベランダからの景色を気にするけど、女性は引き出しなど細かいところを気にしたり、目をつけるところが違う。そのちょっとした認知の差を設計に盛り込むことが、店舗では購買活動、住宅ではお客様の満足度につながります」

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