奥行きある天井や柔らかい浴槽
大京リフォーム・デザイン(東京都渋谷区)は、築54年のマンションの一室を1800万円かけてリノベーションし、常設ショールーム「リノエージェントサロン」としてオープンした。プランニングを担当した首都圏事業部マネージャーの杉田智氏は「とがっている、見たことないと感じてもらいたい。変わった素材や遊び心を盛り込みました」と語る。
築54年のマンションの一室を1800万円かけてリノベーションした
奥行きを感じる天井
イタリアンモダンをベースに、「モダンすぎるとモデルルームのようになってしまうので、普段使わない商材を用いたり、無骨さを見せてギャップをつくっています」と杉田氏。
まず、印象的なのが天井だ。リビングルームの天井は、二重天井にして部分的に四角く抜き、間接照明を入れている(写真1)。輸入クロスを張った天井とその奥に部分的に見えるむき出しの天井がコントラストを生み、アクセントになっている。杉田氏は「リノベーションでは天井をすべてむき出しにすることはよくありますが、こうすることで平面よりも奥行きを感じられます」と語る。

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