設計は「風景」が大事
これまでに800件以上のオーダーキッチンを手掛けたSTUDIO KAZ(東京都江東区)の和田浩一社長は「住まいの設計は風景が大事」とし、キッチンの風景をつくるポイントについて講演した。この講演は「キッチンの風景をつくる」展にて行われた。
お薦めのキッチンパーツが並ぶ
和田社長は「キッチンの風景には内側から見える風景と外側から見える風景がある」と語った。
内側から見える風景では、キッチンに立つ人が何を見ているのかを重視する。北新宿にある高層マンションのある一室では、キッチンから夜景を望むことができる。「この絵を見るために床のツヤを消して窓の映り込みをなくしました。夜景を見るのに邪魔にならないよう全体的に黒くした。木の天板がふっと空間に浮かび上がるようなデザインを心掛けました」(和田社長)

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