女性プランナーの活躍が目覚ましいのが、ガスなどのエネルギー事業やリフォーム事業などを手掛けるTOKAIグループ(静岡県静岡市)だ。同グループは2012年にリフォーム事業を本格化する際に女性プランナーを採用し、現在グループ全体で13名在籍。同グループの女性プランナーの強みについて、TOKAI(同)東京本社ライフソリューション本部エネルギー事業部リフォーム営業部部長の小野寺英之氏に聞いた。
コンセプトは...
夫婦別々...でも一緒
同グループ研修時の資料。営業やプランナーがチームを組み、実際の空き家物件をモデルにプランを考えた。
暖かみのある色使いやプランごとに設定するコンセプトなどが顧客の満足度を高める。図面に描き込まれた畳やイングリッシュガーデンが印象的だ。「同じ物件を同じ立場でプランする機会はなかなかない。他のグループの視点を取り入れることで自分の気づきや反省になる」(小野寺部長)
「自分のため」、特別感与える
プランの特徴は顧客との打ち合わせ時に、温かみのある色使いでパースを描く点だ。平面図に床材や庭を描き込んだり、その空間でできることのメモを書き込んだりなどし、打ち合わせ後はパソコンで詳細な資料を作成する。小野寺部長は「ちょっと描き込んだり言葉を添えたりするだけでもお客さまはイメージや共感がしやすくなる。手書きの図面には気持ちを温かくさせるものがあります」と語る。

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