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スペースマーケット、使わないときの住まいを「時間貸し」月50万円の収益も

スペースマーケット、使わないときの住まいを「時間貸し」 月50万円の収益も

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リノベ物件が月50万円の収益

 東京、渋谷のワンルームアパートの1階に住むサラリーマンのA氏は、1時間単位でスペースを貸し借りできる仲介サイト「スペースマーケット」に自宅を登録。月に50万円程の副収入を得ている。仕事に出かけたその時から、彼の自宅はママ会、テレビロケ、雑誌の対談場所などに利用され、不労所得を稼ぎ出す。

スペースマーケット 重松大輔 代表取締役 CEOスペースマーケット 重松大輔 代表取締役 CEO

山林、無人島、なんでも貸し出し

 スペースマーケット(東京都新宿区)は、あらゆる場所をWebやスマホのアプリで簡単に貸し借りできるサービス『スペースマーケット』を運営している。扱う場所は、屋内は会議室、映画館、ショールーム、展示場、飲食店、寺院、古民家、一般住宅など、屋外はグラウンド、球場、工場跡地、山林、無人島まで及ぶ。エリアは全国に拡大しており、登録件数は1万件を超える。

 「駅から遠い古い家がコスプレの聖地になったり、山林がドローン操作の練習場所になったり。『誰が借りるの?』と思うような場所にもそれぞれ需要があり、面白いですね」(重松大輔CEO)

 「ホスト」と呼ばれるスペース提供者は、写真を撮って専用アプリから投稿。時間や料金、地図などの基本情報から利用可能な設備、用途、アピールポイントなどを記入し登録する。

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