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【特集健康リフォーム(1)】断熱改修で健康寿命延ばす

【特集 健康リフォーム(1)】断熱改修で健康寿命延ばす

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特集 健康リフォーム (1)
断熱改修で健康寿命延ばす

 ヒートショックやシックハウスなど、住宅が健康に害を与えるケースが広がっている。身体に良い住環境を作り上げるにはどうすれば良いのか。最先端の研究を進めている有識者らに聞いた。

断熱改修が健康につながる
室温上昇で血圧低下

慶應義塾大学 伊香賀俊治 教授慶應義塾大学 伊香賀俊治 教授

早稲田大学理工学部建築学科卒業、同大学院修了。日建設計、東京大学助教授を経て現職

 健康と住宅の関係性に詳しい慶應義塾大学・伊香賀俊治教授は住宅の断熱化が重要だと語る。「研究では断熱改修をすると、血圧を平均的に約2.8mmHg下げられることが分かっています」

 また、室温が上昇するほど血圧を下げることが可能。例えば、室温が2.5℃上がれば、血圧は0.9mmHg下がるという研究結果もある。「十分な断熱改修をして血圧を下げれば、循環器系疾患の発病を抑制できる可能性があります」と伊香賀教授は話す。

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