最年少で建設ジュニアマスター受賞
ポラスグループ(埼玉県越谷市)のポラスハウジング協同組合(草加市)の隅悠多(すみゆうた)氏が、昨年建設ジュニアマスター(40歳以下)を最年少の29歳で受賞した。これは国交省主催の顕彰で、優秀な技能・技術を持ち、今後の活躍が期待される若い技能者を対象として実施されるものだ。同氏は、同社の建築大工として従事。青森県の高校卒業後の2008年に入社して以来、数々の大会で好成績を受賞する、今注目の若手職人だ。
ポラスグループ 隅 悠多 氏
いつも現場をきれいに
隅氏が現場で一番気を付けているのが、きれいに道具をまとめることだ。「整理整頓することで、物を建物や人、自分にぶつけないようになる。意識しないとすぐに汚くなります。外を歩く人や近所の人もそういった部分を見ている」
また、けがの防止にもなる。現場では工具につまずいて転んだり、木くずで滑ったりすることも多いという。そこで自分がしたことのない納め方をしている人がいれば、まねをする。「職人は自分から教えてくれる人は少ない。聞き方や言い方で違うニュアンスになることも多いので、その部分は気をつけます」(隅氏)
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