・平成のリフォーム業界史を振り返る
・新築からリフォーム志向に切り替わり、リフォームの有力企業が誕生した
・行政も新制度を続々と作り、中古住宅流通の動きが加速した
リフォーム業界 平成を振り返る (1)
リフォーム業界とって平成の時代とは―――。業界のニュースを追い続けた本紙から、この31年間を彩ったニュースを紹介する。平成はニッカホームやOKUTAなど、リフォームの有力専業会社が誕生。住宅市場が新築からリフォームに切り替わったのも平成だ。
メーカーは一斉にリフォーム
今や年商300億円を超え、独立系リフォーム会社のナンバーワン企業となったニッカホーム(愛知県名古屋市)が設立されたのは平成5年(1993年)4月だった。設立時の売上高は3億円。そこから、26年間で300億円を超える企業にまで成長した。
◎平成5年◎
いまや300億円企業 ニッカホーム誕生
300億円企業にまで成長させた創業者榎戸欽治氏は、会長になった現在も、新事業を立ち上げるなど、精力的に活動している。
同年10月にはTOTO(福岡県北九州市)が「リモデル宣言」を発表。「困った」を「よかったに」をスローガンにリフォーム推進を掲げたもので、翌年にはTOTOリモデルクラブを組織し、全国の工務店やリフォーム店が加入した。メーカーによる施工店の組織化は、LIXILやPanasonicなど多くの住設メーカーも推進し、メーカーとリフォーム店の連携がますます進んだ。
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