行きたくなる玄関、楽しい廊下
クリエイティブ・ディレクターの刈込隆二氏と空間デザイナーの弓庭暢香氏からなるユニット「カフェノマ」は、近日「最高の暮らしを楽しむ住まいのレシピ」を出版する。その中から居心地の良い暮らしをつくるアイデアを3つ紹介する。
白くて清潔感のある空間に味のあるものを2割取り入れると心地よい
(玄関とリビングの写真は刈込氏と弓庭氏の自宅写真)
玄関正面に内窓を
1つ目は、「玄関を行きたくなる空間にする」。「玄関や廊下は暗くて狭くていいという前提は好きではない」と語る刈込氏。玄関の正面に内窓をつけ、居室にそそぐ光や風が玄関にまで届くようにした。また、玄関とそこから続く廊下の床を同じテラコッタタイルにし、極力段差をなくした。こうすることで一体感が出て、広がりのある空間になる。スペースの制限があるマンションや狭小住宅の玄関でも、家の顔にふさわしい明るく開放感のある空間にできる工夫だ。

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