有料会員登録で全ての記事がお読みいただけます

ちば住宅コープ、高齢者の生活サポート

ちば住宅コープ、高齢者の生活サポート

このエントリーをはてなブックマークに追加

住宅専門の生活協同組合、ちば住宅コープ(千葉県船橋市)は地域の活性化も含めたリフォーム提案を計画している。1人暮らしのお年寄りが増えていく中で、そうした人々が安心して暮らせる環境づくりをサポートしていく。
「現在の組合員の平均年齢は65歳ぐらいでして、高齢の人は80歳を超えます。1人暮らしの孤独死などが増えていますが、そうした事態を防止できるような活動をしていきたいです」(山田育典理事長)

ちば住宅コープでは住宅性能アップのため、3つの提案を実施
▲ちば住宅コープでは住宅性能アップのため、3つの提案を実施

具体的な活動としては千葉県高齢者生活協同組合などと協力し、高齢者世帯の訪問サービスとリフォームを絡めた提案などを想定している。

また、千葉県の生協の連合会内で立ち上がった災害対策委員会などの活動に関連した住関係サービスの提供も検討中だ。
「災害対策委員会は千葉県内の災害対策を考える組織ですが、直下型の地震が起きた際、家が倒れて道路がふさがれてしまう可能性があります。そうした際、廃材処理をする協力を考えています」(山田委員長)

同社は今年で設立10年を迎えるが、今後の10年で約1万人となった組合員の悩みや暮らしを解決できるサポートを強化していく考えだ。

前期の売り上げは2億9000万円。現在、リフォーム会社、工務店などの業務受託先を募集しており、組合員へのサービスの質向上をさらに進めていく。

毎日ニュース配信中!リーフォーム産業新聞公式LINE

リフォーム産業新聞社の関連サイト

閉じる