「リスマ」ブランドで中古再販事業を開始北王

北海道札幌市、帯広市を中心にデザインリフォームと新築住宅で年商15億円を計上する北王（北海道帯広市）は、中古マンション再販事業を「Resumaリスマ」のブランドで展開中だ。昨年秋から事業を開始し、現在２戸目の物件でオープンハウスを行っている。

▲札幌市豊平区内にある2棟目の再販物件

その販売中の物件は、札幌市豊平区内にある築39年のマンション。床面積約60㎡と小さい住宅ながらも３ＬＤＫだった間取りを１ＬＤＫにリノベーション。

中古物件を約７００万円で仕入れ、リノベーションした後に、１３５０万円で再販する。新築分譲価格でいうと２２００万円前後であるため、８５０万円程度割安の設定だ。購入対象は単身者、もしくはＤＩＮＫＳ世帯だ。
「昨年秋に再販した物件は、ファミリー向けでした。今回は豊平川沿いという立地にこだわった２人暮らしタイプを選びました。今後も様々なタイプの住宅で再販を行っていこうと考えています」（藤原加苗社長）

6月末までリノベーションマンションとして毎週見学会を開催、売却客の集客だけでなくリフォーム受注のためにモデルとして集客を行っている。
「当社の事務所がある札幌市中央区を中心に仕入れを検討していますが、立地条件の良い不動産となると限られますので、現在は年間２～３戸の再販計画です」（同社長）