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朝日トータルマネージメント、粗利率を27%から35%へ

朝日トータルマネージメント、粗利率を27%から35%へ

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元請比率アップと多能工化で実現

 リフォームで年間4億5000万円を売り上げている朝日トータルマネージメント(東京都足立区)は、2年前は27%だった粗利率を35%にまでアップさせた。その2つのポイントについて、後藤英樹社長に聞いた。

【リポート/編集部 小松智行】

朝日トータルマネジメント ショールームには2タイプのデザインテイストを体感することができるショールームには2タイプのデザインテイストを体感することができる

元請比率を5割から9割超に

 まず1つ目のポイントは、元請比率の向上にある。ここ2年間で元請比率を5割から9割超にまで高めることに成功している。ここで大きな役割を果たしたのが、中古住宅を専門に扱う「ラシイエ」だ。

 同社では、「ラシイエ」の立ち上げとともに、リフォーム担当だけでなく、不動産仲介のスタッフが常駐するショールームを新設。店内には、カリフォルニアスタイルとブルックリンスタイルの2つのテイストで仕上げたモデルスペースを用意した。これにより、中古住宅の購入に関する相談とリフォームのデザインに関する相談をシームレスで行うことが可能になった。

 今では毎月2件のペースで中古住宅売買の仲介を行っており、そのほとんどで300万円程度のリフォームも合わせて受注している。

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