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OKUTA、電力使用量3割減目指し社員一丸

OKUTA、電力使用量3割減目指し社員一丸

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埼玉県さいたま市に本社を置くOKUTA。取材に訪れると男性社員はみな「短パン」で勤務している。これは同社がこの夏、節電のために取り組んでいる「"超(スーパー)"クールビズ」プロジェクトの一つ。従来は長ズボン着用と決められていたが、夏場にできるだけエアコンを使わず涼しく過ごすために"短パン勤務"を導入した(9月末まで)。

OKUTAのクールビズスタイル
▲男性は短パン、ポロシャツのクールビズスタイル

具体的な節電目標は、同社が2009年度に使用していた電力量から3割減らすこと。目標達成のために作ったルールは"短パン"以外にもある。

例えば涼しい格好を推奨しているため、エアコンは基本的には使わない。使用するケースは「不快指数(夏の蒸し暑さを数値で表したもの)」が78を超えた場合。ただ、使用するとしても28度設定で時間も限られたものになる。そのため、社内の至る所に扇風機が配置されている。それもエネルギーのロスを抑える蓄電式。

室内の天井照明は従来の半分以下の量に減らした。さらに社員が外出しフロアに人が少なくなれば、天井照明は消え、一人一つ支給された個人用のスポットLED照明を使用する徹底ぶり。また、残業によって無駄な電力を使用しないように18時になると天井照明は完全に消える。
「これまでは全ての照明が付いているということが当たり前でしたが、今は社員全員が必要最低限にしようという気持ちになってきています」(総務部広報課・玉井多映子氏)

また、今後は同社の既存のショールームにも断熱材、真空ガラス等を施工し省エネ化を図っていく。 

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