外注と社員増で、業務負担分散
神奈川県でリフォーム3億円を売り上げるマツドリフォーム(川崎市)が残業時間の削減に取り組んでいる。
就業時間が9時~18時の同社は現在1時間までの残業を認めており、それ以降に顧客と打ち合わせすることを禁止した。また、USBなどによるデータの持ち出しも禁止。持ち帰ることもできないようになっている。
仕事時間を減らしたことによって溢れた本来やるべき仕事は、経営を見直して乗り越えた。例えば、営業マンが行っていた現場管理は工務担当を増員して業務を切り分けた。また、もっとも残業時間が長かった設計担当は、同社から独立したコーディネーターに外注として出した。外注の設計担当は訪問案件が出た際に営業マンに同行しヒアリング。請負金額の5%で設計をするため、以前よりも単価アップにつながる手案をするようになった。さらに、以前はメインの業務となっていた近隣OBへの挨拶をやめ、業務を簡素化させた。

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