若手の営業力を引き上げる
電力の買い取りや太陽光発電の設置工事を行うスマートテック(茨城県水戸市)は、リフォーム売上高48億1000万円を売り上げ、前期比で18%の増収を達成。茨城県内で売上高2位に入った。増収要因は、ここ5年で行ってきた営業社員向けマニュアルの作成だ。
属人化させない営業でスキルの充実化につなげる
同社は、営業マンがエンドユーザーに直接伺う営業スタイル。
「商談のアプローチ方法や見積もりなどを、マニュアル化しています。属人化せず誰でも売りやすくできるようにすれば、営業スキルの一定化にもつながる。若手でも活躍できる工夫をしています」(岡大輔執行役員・営業統括本部長)
始めた理由は、営業マンの若さをカバーするためだ。同社の営業マンは全体で約80人。その平均年齢は若く、26、27歳と入社4、5年以内。すでに、仙台市や池袋、今年10月に新規出店した名古屋支店では、28歳の支店長が誕生しているほどだ。
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