1人年間200件のOB訪問
山梨県の米山住研(南アルプス市)はリフォームで前期3億8000万円を売り上げた。新築も手がける同社は、現在リフォームで3拠点展開し、1拠点の範囲を4000世帯にしぼり営業。新築OBだけでなく、リフォームOBの獲得に取り組む。
御用聞き、定期点検で接触増
現在は年間で元請けの戸建て住宅を7~8棟、ハウスメーカーの下請けで30棟手がける同社は、リフォームでは御用聞きと定期点検が集客のメイン。新築とリフォームのOBからの受注が売り上げの7割を占める。
御用聞きを担うのが、住まいメイトという訪問専門スタッフ。現在2人おり、1人あたり年間200件のOBを訪問している。ペースは4カ月に1回で、生活の困りごとを聞き、リフォームに繋がりそうな案件は営業担当につなぐ流れ。また、新築、リフォームを直近でした顧客にはアフターフォローも実施し、接触頻度を増やしている。工事後1カ月は電話、6カ月後は葉書、1年後と2年後は訪問して点検をする。「平均で2カ月に1回はお客様と関わる機会を設け、当社と継続してお付き合いいただけるようにしているんです」(米山正仁社長)

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