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《コロナ禍の新チャレンジ》対面営業が困難な中WEB相談&相談会に活路

《コロナ禍の新チャレンジ》対面営業が困難な中WEB相談&相談会に活路

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新型コロナウイルス拡大に伴う緊急事態宣言を受けて、対面せずに打ち合わせをするオンライン営業で実績を上げるリフォーム会社が現れている。オンライン営業で成功するために必要なこととは何か。企業の事例と専門家による意見を紹介する。

オンライン商談成功のコツ (1)
◆大きく頷くなど、アクションは大きめに
◆聞いていることがわかるように、表情豊かに
◆背景で遊ぶなど、アイスブレイクも大切に

ユウマペイント

見積提出方法の選択肢の1つに

マスクや消毒液の形態など、感染予防策を強化しながら、オンラインでの営業活動や集客活動に注力しているのが、千葉県柏市を拠点に外壁塗装工事を手がけるユウマペイントだ。先月には既にWEB会議ツール・Zoomを使用した案件で契約を獲得、同月末には同じくZoomを活用した相談会を開催。対面での営業が困難になる中、懸命な営業活動を継続させている。

ユウマペイント Zoomで施主と打ち合わせをする様子Zoomで施主と打ち合わせをする様子

「新型コロナが流行して以降、現場調査を行えても、対面でのクロージングを断られてしまうという事が5件ぐらい続きました。郵送での見積提出は、競争が激しい今の時期はどうしても成約率が低下してしまうため、Zoomを見積書提出における選択肢の1つとして提示する事にしました。既にZoomでの商談の予定が3件入っています」(秋葉勤課長)

同社では、2月末に大規模イベント自粛の動きが出て以降、予定していた集客活動を行う事が困難に。現場調査の獲得数も想定していた3分の1~3分の2まで落ち込んだ。「3月になると、イベント自粛が再延長になり、塗装相談会の場として活用していた公民館も相次いで休館に。打つ手がなくなってしまいました」と話すのは、同社スタッフの戸塚朝美さんだ。

「弊社では千葉県の公共工事の入札がストップしたり、社内で感染者が出たりした場合は、営業自粛を考えていますが、それまでは職人の稼働や雇用を確保するために、非接触で自衛しながらも、営業活動を続けていきたいと考えています。感染しない・感染させないが合言葉です」(佐々木拓朗代表)

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