業績不振にコロナが追い打ち
リフォーム工事業者のカムアップ(東京都豊島区・高橋賢弘社長)は、東京地裁より破産開始決定を受けた。負債総額は債権者約70人に対して約1億2000万円。
同社は店舗などの改装を得意としており、2016年8月期には完工高1億9100万円をあげていた。しかし平成14年の設立以来、赤字決算を繰り返していたことで債務超過に陥っており、資金繰りは逼迫していた。
こうしたなか新型コロナウイルスの影響もあり、受注の減少などに見舞われていた。業績改善の見込みもないことから、4月中に事業を停止し、今回の措置となった。破産管財人には、長浜総合法律事務所(東京都千代田区)の五十里隆行弁護士が選任された。

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