リフォーム事業者のDXを推進
7月に東京証券取引所JASDAQ市場に上場したのが、外壁塗装のマッチングサイト「ヌリカエ」や不動産サイト「イエウール」を運営するSpeee(東京都港区)だ。外壁塗装会社の多くがコロナ禍でウェブを活用した集客を強化したこともあり、ヌリカエの案件の仲介数は増加中。現在、月間3000件前後のマッチングがある。同社では事業者のDX(デジタルトランスフォーメーション)を進めることが目的で、単なる案件仲介ではなく、成約率向上のための支援も行っている。
【リポート/編集長 金子裕介】
マッチングサイト「ヌリカエ」では事業者のDX化を支援
前年比77%増の大幅増益見込む
Speeeが展開するイエウールやヌリカエといったマッチング事業が好調だ。
同社はこの9月が決算期だが、このマッチングサービス領域の売上高は前年比23%増の売上高約30億円を達成しそうな見込み。
ヌリカエ単独の売上高は非公開だがコロナの影響で非対面でのリフォーム相談を求めるユーザーが増えたこともあり、「マッチング数は増加中」だと取締役COOの田口政実氏は話す。

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