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シェアオフィス続々オープン、600冊の蔵書があるフロアも

シェアオフィス続々オープン、600冊の蔵書があるフロアも

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オフィス不要論が出る中、新たにシェアオフィス事業を始める事業社が出ている。エネルギー事業を手掛けるシナネンホールディングス(東京都港区)が6月にオープンした「seesaw(シーソー)」と、賃貸リフォームを手掛けるグッドルーム(同渋谷区)が施工した「Solaie+Work(ソライエプラスワーク)」だ。今オープンするメリットは何だろうか。

シナネンホールディングス seesawの9階seesawの9階。椅子には廃材のパレットを活用し、キッチンも用意

コンセプト強化で満員に

シナネンホールディングスがオープンしたseesawは、旧本社ビルの8、9、10階、計526.8平米をリノベーションしたもの。企画、プロデュースは、オフィス仲介等を手掛けるヒトカラメディア( 同世田谷区)。運営はシナネン社で初めての試みだが、すでに満員となっている。

特徴は、各階でテーマを持っていること。8階は過去、9階は現在、10階は未来をイメージしている。まず8階は、造作の本棚に約600冊蔵書。床にはオークのナラ材を使用し、温かみのある印象を持たせている。

9階は開放感のある空間で、イベントスペースにもなる。墨色のモルタル床の先には、靴を脱いで上がる語る場があり、ソファが囲む先には本物の火が出る大テーブルを置いた。

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