ニッカホーム(愛知県名古屋市)が不動産事業を名古屋で開始した。月の売り上げは3000万強と、好調な滑り出しを見せている。
西田裕久社長は不動産事業を始めた狙いを次のように話す。
「今まではユーザーが中古を購入した時のリフォームをあまり獲得できていませんでした。多分名古屋で言いますと、シェアは2%ほどだったと思います。仲介時のリフォーム受注を今後はもっと増やしていきたい考えです」

不動産イベントも月一回開催
新設した不動産事業部では、
- (1)売り主の仲介、
- (2)買い主の仲介(中古+リフォーム)、
- (3)買取再販事業の3つを行う。
特にリフォームが発生する(2)と(3)に力をいれ、取扱数を増やしていく計画だ。事業部の担当者は3名で、宅建免許を持っているリフォーム営業社員を据えた。
「施工の速さと原価でできるリフォームが強みです」と西田社長。一般的な不動産事業者よりも、工事期間を短縮し、しかも物件価格とリフォームを合わせたトータルコストを安くできるメリットで他社との差別化を図る。
買取再販事業については月間6戸のマンションを目標に仕入れと販売を行う予定。販売価格は物件によるが、ほぼ1000万円台となる見込みだ。
PRはホームページのほか、チラシ、月間1回行うイベントで実施していく。

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