神奈川県川崎市を地盤に約3600戸管理し、賃貸リフォームを年500件ほど手掛けるジェクトは、賃貸リフォームのFCに加盟したことで大型案件の受注と入居付けを安定して行っている。前期はついに、リフォーム売上高が3億円台に到達した。徹底したターゲット設定、そこからのデザイン決定が同社の強みだ。
【リポート/編集部 高田遥介】
同社で行ったリノベーション事例。壁の1つをアクセントにし、部屋全体がグレー調に生まれ変わった
改修単価200万円超は年55件に
同社では年約500件のリフォームがあり、そのうち200万円を超える事例は55件。この全体の1割を「Renotta(リノッタ)」でリフォームする。
「Renotta(リノッタ)」とは、クラスコデザインスタジオ(石川県金沢市)が提供する賃貸リノベーションブランド。斬新なデザインの提案や収支バランスを計算でき、工事中に入居者をつけられることでオーナーからの評価も高い。
リノッタを活用するときは、築25年以上で居住年数が10年以上経ったもの。その間、設備交換がされておらず、間取りは古いままだからだ。このような部屋が出た場合、リノッタを提案することが多い。

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