暮らしのトレンドを研究・発表
住まいの写真投稿SNS「RoomClip」を運営するルームクリップ(東京都渋谷区)は、「RoomClip住文化研究所」を設立した。RoomClipに投稿された写真やコメントなどの実例データと検索や閲覧などの行動データ、アンケートやインタビューなどをもとに、住まいや暮らしのトレンドや消費性向について研究・発表するプロジェクトだ。初回調査レポート「新型コロナで変わった暮らしと住まい」を公開している。
「住生活においてユーザーが考えていることやその変化について日本で最大級にデータを持っていると思っています。日々、こんなことが起きているんだという発見や驚きがある。これを業界の皆さんと共有していくことで、もっと住生活業界を発展させることができるのではないかと思い、立ち上げました」と髙重正彦社長。
所長を務める川本太郎氏は「住まいの変化がRoomClipを見ているとよくわかるのですが、根元にあるのは社会の変化だと思っています。社会が変動することで人々の暮らし・生活が変わり、それにあわせて住まいが変わってくる。逆に住まいの変化を見ると社会の変化も見えてくるのではないかという構成を考えて研究していこうと思っています」と語る。

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