「ぜひ宮田さんにお願いしたい」。平林建設(千葉県大多喜町・年商10億円)のリフォーム依頼を一手に引き受けるのが、ベテランの宮田正幸課長だ。同社は1971年の会社創業時からの新築OB客のアフターフォローを強化するため、10年前にリフォーム事業部を立ち上げた。その責任者として選ばれたのが、宮田課長だった。
販促なしでも引き合いは毎日
現場主義貫くベテランの存在感
トイレそのものだけでなく、空間の快適さにもこだわる
「我が社ではなく、宮田さんにお願いしたいというお客様は多い。リピート率も高い」と平林重徳社長は宮田課長を評す。絶大な支持を得られる理由のひとつに、現場の顧客満足度の高さがある。
もともと大工だった宮田課長は、とにかく現場第一主義。施工管理中は毎朝、顔を出し、職人と現場で顔を合わせて打ち合わせることを徹底。顧客にも、何か困りごとはないか、聞くことで、安心してもらう。同社の施工エリアは車で1時間ほどの千葉市に及ぶことも多いが、必ず現場に足を運ぶ。

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