工事に不満があっても、直接職人や施工管理には言いづらい─。そんな施主の戸惑いに寄り添うリフォーム会社がある。鳥取県の松和建設(米子市)だ。同社では、顧客が職人と意思疎通しやすい体制を整えている。
ポイント マナーが何より大事
職人にも接客力求める
職人自ら清掃を行う
同社の施工を手掛ける職人は、コミュニケーション力やマナーの向上が日々求められている。初めて依頼する際は、松浦常明社長自ら「挨拶がしっかりできるか」「笑顔を見せてくれるか」「目を見て話せるか」「人の話をきちんと聞けるか」といった人当たりを見る簡単な面接を行う。
無事採用が決まっても、まだ日数が浅いうちは同社の社員が何度も現場を訪問する。施工技術だけではなく、実際に顧客とどのように会話しているかをチェックし、職人の印象について顧客からもヒアリング。技術が満たない職人には発注を止めるケースもある。

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