リフォーム8割増収目指し、新築ピンチ乗り切る
自社パンフレットでSDGs17項目のうち14項目に当てはまることをアピール
SDGsを全面に打ち出す営業で、ウッドショックのピンチを乗り越えようと、意気込む会社がある。「アイ・エス・ホーム」の屋号で年25棟ほどの新築を手がける松盛堂(栃木県小山市・年商7億円)だ。
同社の2021年3月期のリフォーム売り上げは1億6000万円だが、今期は3億円に達する見込みとなった。「新築の先行きが不透明なこともあり、その分、リフォームの営業を強化しようと思っています」と、小島久美子常務は話す。
リフォーム需要を掘り起こすために、昨年から小島常務が始めたのは、SDGs推進企業であることをアピールすることだ。狙いは企業価値を上げ、単価の高い受注を効率的な営業でもらうこと。そのため、まずは県が推進する「とちぎSDGs推進企業」に登録。その証として、全ての営業マンにSDGsのピンバッジを配布した。

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