暖喜では、牛久店とつくば店の2店舗展開。営業マンが現場管理も行う一気通貫体制をとっている。徹底した粗利管理で、営業マン11人中9人が未経験者にもかかわらず、約4億5000万円から6億円と飛躍的に売上も伸ばしている。売上・工事件数増加に伴い、業務効率化を図ろうと受発注システムを導入。これを機に施工管理にもシステムを取り入れ、デジタルシフトを図った。牛久店の小林源市店長に取材した。
複合工事ともなるとタスクが多く、受発注業務は煩雑になりがちだが、ANDPAD受発注を活用することで大幅な業務改善を図ることができた
粗利管理も受発注機能でサポート
金額の適性をシステム上で確認
暖喜(茨城県牛久市、石田子士社長)では、コロナ禍にもかかわらず、右肩上がりで136%の伸びを示し、売上6億1000万円と好調だ。営業一人あたりが抱えている現場数は、同時進行で少なくとも3現場。経験豊富なベテラン社員ともなると6から7の現場を一気通貫で管理している。年間工事件数は、1000件超。手離れのいい外装工事もあるが、大掛かりな大工工事が入ったり、複合工事の現場も増加したりと、11人の営業マンは多忙な毎日をおくっている。
これまで、営業業務の負担となっていたものの一つに手作業による発注業務があった。「工事件数も増えていますし、複合工事となると、ひと現場の協力会社の数は10を超えます。現場ごとに書類を作成する負担をシステム導入で解決できないかと考えていました」(小林店長)
そこで導入したのがANDPAD。受発注業務の効率化だけでなく、基本の施工管理機能も活用開始したことで、協力会社への工程表や現場地図の共有などの連絡も一度に済ませられるようになった。
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