最近、従来の作業着やユニフォームを刷新する会社が増えてきている。若手採用、イメージアップ、近隣への周知・宣伝効果など、各社の狙いと効果をリポートする。
ユニフォームでブランディング
「着て帰れる」が若手を掴む
導入当初、デニム生地の作業着は「デニムなんて恥ずかしい、この辺ではいない」「他の人と違うことは恥ずかしい」という年配の社員の声もあったが、「ベテラン社員の方がカッコ良く着こなしている」「若返って見える」などの声が届き、社内全体で受け入れられるように
土木建設業を手掛ける小田島組(岩手県北上市)は、若手に「かっこいい」と感じてもらえるユニフォームにこだわっている。「スマートカントリー(=かっこいい田舎)」を掲げて若手の採用に注力しており、社員の約7割が20代だ。
作業着は伸縮性のあるデニム生地のもの。一般的な作業着と比べて、タイトなシルエットだ。色落ちすると味が出る。昨年までは一般的な土色の作業服だった。しかし若い人に合わせたデザインにしようと生地を一新。
「土木だからザ・作業服じゃないとダメ、というのを払拭したかったんです」とブランディング部リクルーティングチームの髙橋千春係長は語る。

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