船井総合研究所(東京都千代田区)のリフォームネットワークFAST-Reform研究会の2022年総会が昨年末に行われた。昨年までのリフォームマーケットの傾向と今年リフォーム会社がやるべきことをまとめたセミナーや基調講演、支援先リフォーム会社・トップ営業マンの表彰式「FAST-Reformアワード」が行われた。
FAST-Reform大賞
エネチタ(愛知県知多郡)後藤康之社長
半田市では地域最大級の体験型リフォームショールームを展開しているほか、ガス機器を専門に取り扱うブランド「給湯王」も昨年3店舗目をオープン。ブランドの認知度を高め地域シェアを伸ばしている
最優秀営業は志賀塗装の柳勇輝氏
総会の冒頭のセミナーで同社の齋藤勇人マネージャーが語ったのは現場での3つの変化だ。語られた変化とその変化への対応について一部紹介する。
「1、マーケティングの変化」、原価高騰への対応の違いで、決定的に集客力の格差が生まれている。
すべての工事を均一の粗利率で考えてはいけない。粗利意識を変えて集客のための魅せ商品と粗利をとる収益商品を区別する、請負ではなく、より小売りに近い商品発想をしたチラシが成功している。
「2、組織・採用・育成の変化」、若手が育っている会社には共通点が3つある。水回り比率が高い。商談の回転率が高い。職人がやさしい(気が利く)だ。

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