立春を過ぎても厳しい寒さが続く日本の住まい。断熱性能は、窓を選ぶ上でもっとも重要な要素だ。各メーカーでは、採光とデザイン性を兼ね備えた新商品を発売している。
クローズアップ建材 窓まわりの最新デザイン
最新の窓には、快適な住まいを提供するため、また安全や安心を守るために培ってきた技術から生まれた高い性能が備わっている。なかでも、省エネやカーボンニュートラルの世界的機運が高まるなか、圧倒的に熱伝導率を低く抑えられる樹脂サッシで世界最高レベルの断熱性能を誇るものが数多く生み出されている。
遮熱・断熱性能は季節を問わず重要であり、現在では、その目安となる熱貫流率が1W(㎡・K)以下の商品も数多い。これにより「冬は暖かく、夏は涼しい」をよりいっそう体感できることに加え、長年磨いてきた品質とデザインによって四季の景色や光を満喫でき、開放的で洗練された住宅づくりに貢献している。
おしゃれでありながら、壁と同等かそれ以上の断熱性をもつ窓は、健康的な暮らしを強力にサポートする。
- 壁と同等の断熱性能を実現
- レガリス[LIXIL]
- 「高強度スリムフレーム」の採用により、従来品樹脂窓に比べフレームを約10%スリム化。ガラス面積を約5%拡大して断熱性能を向上させた。フレーム内に中空層を増やす「多層ホロー構造」を採用し、さらにホロー内に断熱材を入れることで、その性能を飛躍的に向上させた。

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