総合リフォーム店のNITTOH(愛知県名古屋市)は6月、第50期となる2023年3月期の決算を発表した。売上高は前年同期比4.0%増の96億7800万円、経常利益は同12.7%減の3億7700万円となった。
売り上げの68%を占める建設工事事業は、新築工事件数は低調に推移したものの、高効率給湯器の取り替え工事、各種リフォーム、集合住宅・マンションの改修工事が増加し、売上高は前年同期比5.2%増の66億700万円となった。ただし建設資材価格の上昇、住宅設備品の調達遅延などの影響で営業利益は同2.8%減の2億7100万円と増収減益となった。
同社では今後も住宅リフォームの本格的な回復と集合住宅のメンテナンス・修繕、マンションの大規模改修の堅調を見込み、2024年3月期の連結業績は売上高同5.4%増の102億円、営業利益同30.3%増の4億5000万円を予想している。

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