北海道札幌市全域でリフォームを展開するHAND MADEは、8期目にして今期売上高が前年度比10%増となる10億円を突破する見込みだ。同社は設立以来順調に売り上げを伸ばしており、ここ数年は毎年10%増で拡大してきた。成長を続ける同社のビジネスモデルを浦谷幸史社長に取材した。
同社のスタッフは全体で35名で、営業部に20名、総務部に10名が在籍する。同社の特徴は、営業部を総務部が管理していることだ。ユーザー宅への訪問などの前に行う電話でのアポイントメント取り付けは総務部が担当しており、営業社員は総務部によって決められたユーザー宅を、毎日新規客で4件ほど訪問する。また支給しているスマートフォンにGPS機能を活用し、総務部が営業活動をチェックする。日々の業務報告はウェブ上で行われており、素早い情報共有を社員全員が行うことができる。
同社の新規客獲得は、ほとんどが新聞の折り込みチラシ。サイズはA4で、札幌市全域をいくつかのエリアに分けてまいている。このチラシにより1日当たり10件ほどの問い合わせにつながる。
札幌市全域に配布するチラシ
順調な成長を背景に、今後は太陽光や中古再販などにも事業を広げ、今後3、4年はこのまま毎年10%増で売り上げを伸ばす方針だ。

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