買取再販に特化した施工で会社規模を伸ばしているのが、ReStyle(埼玉県さいたま市)だ。2023年11月期のリフォーム売上高は15億円を超える見通しで、その前の期から48%増収。今期は21億円前後と想定している。買取再販施工を行うなかで同社が力を入れているのが、各社ごとの施工品質の確保とコンプライアンスだ。
アスベスト事前調査を強化
月100物件稼働
同社が依頼するアスベスト調査会社による報告書
同社は前期、320件のリフォームを施工した。そのほとんどは、買取再販に伴う中古マンションのリフォーム。現在、毎月100件ほど現場を稼働し、完工は30件前後。平均単価は約478万円で、フルスケルトンを軸としている。取引する再販会社は10社ほど。
岩本鐘学社長によれば、施工件数は年々増えている。2021年11月期は160件、2022年度11月期は約280件。「大手再販会社との取引社数自体は大きく変わってはいない」が、1社あたりの案件数が増えている。
「多い会社だと、1社で年100件ほど請け負っている再販会社もおります。また前期に新規取引が始まった会社さんが、次の期で60件ほどに増えると見込んでいる。来年また新たな再販会社の取引が増えるとなると、年400件は施工すると計算しています」(岩本社長)

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