12月1日から開始されたアルコールチェックの義務化に対応する検知器が、タニタ(東京都板橋区)が今年7月に発売した「アルコール検知器 アルブロFC-810」だ。
道路交通法施行規則が改正され、自動車を5台以上使用している事業所については、アルコール検知器を用いて運転者の酒気帯びの有無の確認を行うことが義務付けられた。チェックを怠った場合、安全運転管理者の業務違反となり解任などの罰則が科せられる可能性がある。
車内でも測定しやすいハンディタイプ
アルブロFC-810は、アルコール検知器協議会で認定された機器。コンパクトなハンディサイズに加えて、アルコール以外のガスに反応しにくい燃料電池式センサーを搭載するため、高い精度で測定できる。
測定結果は、管理者のパソコンに保存されるため、ペーパーレスに対応。直行直帰の多い建設業や営業職でも、自宅や外出先から測定できる。管理者は遠隔で測定結果が確認できる。
測定結果がわかりやすい大画面表示
使用方法は、同製品にマウスピースを装着後、スマートフォンにダウンロードした専用アプリと接続。マウスピースに約4秒間、息を吹き込むと測定結果が表示される。測定時には、機器認証と本人の顔写真を撮影。検知器のすり替えや、なりすましなどの不正を防止する。
サイズは、幅45×高さ130ミリ×奥行き25ミリ。価格は全て税別で、アルコール検知器本体2万2000円、管理用パソコン1台につき5万円、ユーザーアカウント費用として50人まで年間3万6000円。51人~100人は5万4000円と人数により変動する。「今回は、法改正のためアルコール検知器が注目を浴びていますが、健康管理と仕事のパフォーマンス向上の一環としても、アルコール検知器を使うことをおすすめしています。健康飲酒を心掛けることで、お客様へもより良いリフォームが提供できるのではないかと思います」(ブランディング推進部広報1課・名倉麻衣課長)
名倉麻衣課長

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