新築・リフォーム・建材開発などを手掛ける高千穂(神奈川県横浜市)は同社製品の塗り壁商品「シラス壁」をリフォームにも積極的に提案していく方針だ。「シラス壁」は九州地方の土を原料とする自然素材の塗り壁で、調湿効果や消臭機能などを持つ。
「これまでは主に注文住宅の内装に使用されるケースが多かったのですが、他社との差別化提案としてリフォームにも本格的に活用していきたい」(ホームサービスセンター事業部、営業企画部門、坂本裕誌次長)。
最近では保育園から園児が過ごす室内の空気環境を良くしたいということで内装の塗り壁リフォーム依頼が増えてきている。
また、漆喰にシラス壁を加えた新たな内装材「白洲漆喰」も推進していく。「シラス壁」商品に比べて滑らかな素材感が特徴。「塗り壁は一般的な内装仕上げに比べればコストはかかりますが、長い目で見れば価値があります」(坂本次長)
同社では主に外装リフォームが中心で売り上げの9割ほどを占める。今後は内装も強化を図っていく考え。

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