塗装やリフォーム、リノベーション事業などを手掛ける平松建工(愛知県東海市)は、2023年12月期の売上高が11億7000万円で着地した。好調の要因はブランディングだ。今年1月には平松利彦取締役が社長に就任し、CS向上などを目指す。
平均1500万円
「リノベ建築工房」のモデルハウス3棟目をオープンした
同社は知多半島をベースとして、塗装やリフォーム、リノベーション、新築、不動産などを展開している。2023年12月期の会社全体売上高は11億7000万円、リフォーム売上高は10億8000万円。
好調の要因はブランディングだ。これまで網戸の交換から大型リフォームまで「リフォームウイング」として集客していたが、前期からブランドを2つに分けた。800万円未満の水回りなどの工事は「リフォームウイング」、800万円以上のデザインリノベーションなどの工事は「リノベ建築工房」が請け負う。それぞれのブランドの部署を分け、リノベ建築工房の専用ウェブページの開設などを行った。
その結果、それぞれのブランドのターゲット層から工事を受注することに成功した。リフォームウイングの前期の売上高は4億円を達成。リノベ建築工房の初年度の売り上げ目標1億5000万円に対し、1億6000万円を記録した。

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