マンションの大規模修繕を手掛ける長谷工リフォーム(東京都港区)。同社の2023年3月期の売上高は450億円。改修適齢期を迎えたタワーマンション需要を開拓するなどし、2025年3月期には売上500億円を目指してチャレンジしている。
旧社宅のリノベも
最新テクノロジー導入
建築からメンテまで
同社はマンション建設の長谷工グループで、大規模修繕やリフォームを担う会社だ。コロナ禍の2021年3月期の売上は304億円と低迷していたが、前期は年商450億円とV字回復を達成している。
マンションの共用部改修に加え、ビル・施設改修を含めた大規模修繕工事が売上の約90%。残りは主に専有部改修だ。メインターゲットはグループの長谷工コミュニティが管理する約4800棟のマンション。また、九州や中四国にもグループ会社の管理マンションがあり、これらも営業推進を図っている。
さらに事業を拡大していくために、自社で建てたが管理は他社という「元施工物件」にも営業活動を行っている。グループで建物建設、管理、修繕まで担い、「長寿命化サイクル」を実現できることが同社の強みだ。

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