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"ソーシャルアパートメント"事業が好調

"ソーシャルアパートメント"事業が好調

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 旧社宅や既存ワンルームマンションを一棟まるごと再生する事業を手掛けるグローバルエージェンツ(東京都渋谷区)が好調だ。6月に完成する2棟を加えると、設立から9期目で供給してきた賃貸住宅戸数は23棟、1044戸となる。

 同社では既存のマンションや社宅などを一棟まるごと「隣人交流型賃貸住宅 ソーシャルアパートメント」へと再生する事業を首都圏を中心に展開している。

 施設内に住民同士が交流できる共用「ラウンジ」を設けるリノベーションが特徴。共用スペースにはアイランドキッチンやダイニングテーブルなどが配置され、料理を通じて交流ができたりする。また、中にはビリヤード台が設置されていたり、シアタールームがある建物も。 住民は各専有部屋が設けられ、プライバシーを確保できる。「ワンルームマンションとシェアハウスのいいとこどりをしたのが『ソーシャルアパートメント』。個人のプライベート空間がありながら、住み手同士が交流しやすいラウンジスペースもあるという特徴が評判で稼働率は94%にもなっています」(永砂智史営業部部長)

共用部で住民が交流できる点も付加価値となる

共用部で住民が交流できる点も付加価値となる

 実際、西荻窪にオープンした35部屋のソーシャルアパートメントは完成前に9割の入居が決まるなど人気を集めている。

 なお、1棟のリノベーション費用は4000万~1億円となる。同社では再生した物件の管理なども手掛ける。

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