オリックス、NEC、エプコが共同で設立したONEエネルギーは家庭向けの蓄電池レンタルとスマートハウス向けアプリを合わせた家庭向けのエネルギーサービスの提供を開始した。6月1日より、東京電力管内を対象に取り付けを行い、サービスの提供を進めていく。
今回のサービスは一般家庭向けにNEC製の蓄電池(容量...5.53kWh)とエプコが開発した自宅エネルギーの見える化と最適な節電をナビゲーションするアプリ「ぴぴパッ!」のシステム一式をレンタル提供するサービス。HEMSや太陽光発電機器の有無は問わず、サービスの利用が可能だ。
「蓄電池レンタルプラン」と「蓄電池レンタルプラン+太陽光屋根借りプラン」の2つのプランがあり、後者は蓄電池のレンタルに加え、ONEエネルギーが依頼者の戸建て住宅の屋根を借り受け、太陽光パネルを設置するもの。依頼者は屋根を貸す賃料収入で蓄電池レンタル費用が相殺され、実質ゼロ円でサービスを利用できる。
同社は今後、新築・既築一戸建てにサービスを推進していくため、ハウスメーカーやリフォーム業者、工務店などの販売代理店の募集を行う計画。今年度中に1万軒、2015年度までに10万軒の家庭に本サービスの提供を目指す。

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