リフォームフランチャイズ一覧【2024年最新】動画やSNSでの情報発信を強化 住宅省エネキャンペーンの活用をサポート
リフォーム・住宅・不動産などに関わるFCなどの最新の取り組みをまとめた。メーカー系FCの動きや今伸びている注目FCを紹介する。
FC・VCネットワーク2024 最新トピックス
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研修・ツールが充実
今年発足30周年を迎えた「TOTOリモデルクラブ」は、エリアごとの加盟店同士が集まり情報交換するなど積極的な取り組みで切磋琢磨しているのが特徴。もとより研修メニューなど支援も充実しているなか、加盟店の業務品質向上のためのツールを進化・充実させている。
業界最大規模のVC「LIXILリフォームネット」や「YKK MADOショップ」など住宅設備メーカー系のブランドでは補助金を利用したリフォーム提案の活発化を図っている。2023年に引き続き、子育てエコホーム、先進的窓リノベをはじめとした住宅省エネ2024キャンペーンの活用を後押ししてリフォーム需要を高めている。
動画でブランド力を訴求
FC・VC本部は加盟店支援策として、SNSなどを使った認知度向上やブランディング、本部集客による加盟店への送客に力を入れている。
賃貸リノベのFCブランド「Renotta(リノッタ)」では、YouTubeチャンネル「満室の窓口 大家の会」で不動産オーナーに向けた情報を発信している。空室対策のノウハウやリノベによって利回りを高めた事例などを紹介。今年からはInstagramも開始してブランドのファンを集めている。
不動産ビジネス参入を支援
近年人気を集めているのが買取再販や不動産仲介などを支援するブランド。例えば「RE/MAXJAPAN」は1973年にアメリカで生まれ日本の市場・文化に合わせて独自に進化させたビジネスモデルを展開する不動産FCだ。
特徴的なのは通常の雇用ではなく費用を支払って加盟店にエージェントと呼ばれる営業スタッフが籍をおく点だ。仲介などが成立すると、エージェントに報酬が支払われるシステムだ。そのため新規ビジネスの参入障壁となる人件費を抑えることができる。本業のリフォーム営業マンとしても活用できるので人材難が課題の企業などからも注目されているFCだ。
リノベ系・買取再販系が増加
リノベーション事業の支援を行う本部は増加傾向にある。メーカー系でも「YKK AP性能向上リノベの会」をはじめ各ブランドにて中古住宅の性能向上リノベ事業の拡大を支援する動きが活発だ。
性能面だけではなくデザイン面でも活発化している。外壁共用部リノベブランドFC「プラスル」は外壁デザインを拡充しておりバリエーションが50種類を突破した。
買取再販系では、昨年新たなFC「アルイエ」が誕生している。不動産売買を中心に幅広い事業を展開する松堀不動産の創業50年の実績をパッケージ化。現在加盟金0円キャンペーンを行っており加盟検討企業からの問い合わせが増加している。
FC・VC・ネットワーク本部にアンケート調査を実施。回答結果をもとに各ブランドの特色、最新トピックスをまとめた。加盟店舗数は2024年4月末時点(直営店含む)での社数ではなく店舗数(拠点)となっている。
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