定額制リフォームFC「イメチェン」を提供するココテラス(東京都墨田区)は、5月27日に初となる全国大会を開催した。
同FCは今年5月時点で全国35社が加盟。今回の集まりには約80名が参加した。代表の篠原昌志社長は「イメチェンのFC化を決めたときから、全国大会は絶対に開催したいと目標にしていました。でも、私の思いだけでは開催できません。加盟店さんが集まり、盛り上がることで開催が叶いました。ありがとうございます」と話した。
全国大会は2部構成で、1部に基調講演と表彰式、2部は交流会が実施された。表彰式では売上優秀賞、契約率優秀賞、リピート賞、イメチェンコンテスト「賃貸住宅部門」、「中古住宅部門」の5部門で表彰を行った。
売上総額の高い企業が選出される売上優秀賞では、1位にfirst(東京都港区)、2位にアオイ(埼玉県戸田市)、3位にRMC(神奈川県横浜市)が輝いた。
RMCの遠藤麻里氏は「夫婦で経営していて夫が職人、私が営業と施工管理をしています。いつも頑張ってくれる職人さんにも受賞のことを報告したいと思います」と喜びを口にした。
他にも、イメチェンの発展と成長に貢献した加盟店3社には感謝状が贈られた。イメチェン神戸店のSAMO SMILE(兵庫県神戸市)は、神戸市営バスにイメチェンのラッピング広告を掲載し感謝状を受け取った。
大会のなかで篠原社長は、価格競争に巻き込まれないための戦略について解説。「リフォームの新規参入者が増え、さらに価格競争が激化する。競争に巻き込まれないためには、仕事を選べる立場になること、営業マン一人ひとりの強み、価値を見いだし顧客からお願いされる立場になることが大切です」などと話した。
同社が提供する「イメチェン」は1平米1万円で提供する定額制リフォームサービス。年々新規反響数が増えており、2022年が441件に対して昨年は前年比151%の666件だった。不動産やリフォーム会社の営業マン、施工管理者を対象に、リフォームの基礎と賃貸リノベ営業の基本を学ぶことができる研修「リノベの学校」も開催している。
アオイの橋本徹社長(左)ココテラスの篠原昌志社長(中央)RMCの遠藤麻里氏

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