リフォーム事業を手掛けるアルファテック(栃木県小山市)はこのほど創業30周年を記念したイベントを開催し、望月俊彦社長は性能向上改修など付加価値の高いリフォームを推進していくと語った。
式典は栃木県宇都宮市にて行われ、取引先関係者らが参加。同社の望月社長は式典の中で、これまでの会社のあゆみと、今後の方針を発表した。今後の方針では外構と室内のリフォームを組み合わせた「ウチソトリフォーム」を積極推進すると発表。さらに、国内の住宅ストックは耐震性や断熱性が低いとし、性能向上改修に取り組み差別化を図っていくと話した。
さらに30年の歴史の中での資産は約6000世帯のOB顧客とし、ニーズに応え続けると語った。「これまでやってきたウチソトの一体提案に加えて、性能向上という差別化を加えていきます。そして、OB様をコアにし、アフターサービスを通じて課題を共有してそのニーズに対応していきたい」(望月社長)。
同社は1994年に設立。「豊かさの創造」を経営理念とし、ホームセンター事業などを手掛けていた望月喜八郎氏が小山市で起業した。2001年には宇都宮市にも出店。新築した顧客の外構をメインに事業を拡大。2012年には室内のリフォームも本格化。2014年の創業20年の際に「ウチソト」の二刀流の方針を打ち出した。その後、喜八郎氏は2016年に現社長へと交代した。現在同社は役員含め社員数15名。累計2万件以上の施工実績がある。直近のリフォーム売上は4.6億円。社長の俊彦氏は日本住宅リフォーム産業協会で会長を務める。
望月俊彦社長

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