ニッカホーム(愛知県名古屋市・西田裕久社長)が関東での攻勢をかける。現在、関東エリアには神奈川県6店舗、東京都に4店舗の合計10店舗を展開するが、6月末に調布市、7月に世田谷区、杉並区と相次いで3店舗を出店する。また、年内には埼玉県初進出となる所沢店を出店予定であり、今期の12月決算までに関東で最低14店舗体制とする計画だ。
出店を続ける理由を河合晃司取締役営業部長は「関東の既存店が好調で、集客が獲得できているため」と話す。昨年秋にオープンした武蔵野店と立川店は、それぞれ営業マン7名と10名体制で運営し、どちらも初年度売り上げが4億円を超える勢いだ。チラシの反響率が約2000分の1と高いことが好成績の理由だ。
来年も関東での攻勢を続ける計画で、神奈川、西東京、23区内と3つのエリアに分類し、それぞれ店舗数を増やしていく。神奈川県は藤沢や平塚、逗子、川崎。西東京は三鷹、国分寺といった中央線沿線。23区内は大田区を最重要地域と考えている。また、神奈川県と西東京エリアは地域ごとの戦略強化などを目的として来年中に分社化する見込みだ。
「関東で反響が大きいのは価格の安さが大きいと思います。10店舗のうち、最も売上げが大きい鶴見店は4億円となりました」(河合取締役)

最新記事
この記事を読んだ方へのおすすめ
-
1667号(2025/10/06発行)1面
-
1666号(2025/09/29発行)29面
-
1666号(2025/09/29発行)22面
-
1666号(2025/09/29発行)22面
-
WEB限定記事(2025/09/30更新)